消費者金融からの借り入れの返済について知っておくべきこと

消費者金融に限ったことではありませんが、貸金業者からの借り入れに関しては、当然、返済という義務が発生しますが、これに関して最も避けたいのは延滞という事態になることです。延滞というのは、所定の返済日に入金が間に合わなくなることであり、一度、延滞が起きると、その日から、通常の返済金利よりも高額な、遅延損害金(遅延利息)と呼ばれる特別な金利が適用されます。また、延滞発生から一定期間を過ぎると、そのことが個人信用調査機関にも登録されるため、他の業者からの借り入れさえも困難となり、クレジットカードの作成さえもままならなくなる状況に陥ることになります。

このような延滞を避けるためには、まず、契約前に返済条件について十分に理解しておく必要があります。契約書には返済条件に関する規定が必ず書かれているので、返済日、返済方法、その他返済金利などの返済条件は十分に確認し、少しでも疑問点があれば、契約前に確認する用心深さは必須であると考えてください。

特に返済日に関しては、業者やローン商品により異なりますが、一定期間ごとに返済日が来るタイプのものは注意が必要です。これが毎月の第三月曜日あるいは毎月末日などわかりやすいものならいいのですが、例えば35日ごとに返済日が来るものなどは、毎回の返済日が覚えにくいので返済日を忘れてしまう危険性があります。

業者によっては、所定の返済日の指定の銀行口座からの自動引き落としに対応していたり、返済日が近づくと毎回案内メールが届くなどのサービスを用意している場合もあるので、そういったものは積極的に利用することをおすすめします。

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